

現在、野球グラブ・ミットの原材料「革」は、ステアハイド、キップ。これらは主にアメリカ、ヨーロッパ産の牛を原皮(=原材料)としたもの。 革の堅さがグラブに適しており、手に入りやすいのが特徴だ。
しかし、和牛JBでは日本古来のDNAを受け継ぐ黒毛和牛の皮のみを厳選。皮の特性を活かした最高のグラブ作りにこだわった。
なお、宮崎県産黒毛和牛は全国和牛能力共進会で史上初の3大会連続、内閣総理大臣賞を受賞している。

黒毛和牛は一般的に食用であるため、霜降りと言われるように脂分が多いのが特徴。なめしの工程でこの脂分を適度に残し、強度や耐久性を維持するには、それをおこなうタンナーの技術が必要となる。
軽量でソフト、もちもちした感覚でありながら、型くずれせずしなやかな革を使用している和牛JB。黒毛和牛の特性、そしてタンナーの技が余すことなく注ぎ込まれている。

和牛JBのグラブ・ミットは、これまでの日本の一流選手のものを作り上げてきたグラブ職人が丹念に作り上げる。そのためメジャーリーガーをはじめ、多くの選手たちからも高い評価を受けている。