竹バットトレーニングがバッティング向上に欠かせない理由
普段のバッティング練習を、金属バットのみで行っていると、ミート力が向上しないと言われています。 それは、金属バットの場合、少々バットの芯を外しても打球がそれなりに飛んで行くためヒット性の打球がたまに打てたりすることが原因です。
普段の練習の中で、真の実力を見極め、バッティングの向上を目指すには、「木製バット」中でも「竹バット」でのトレーニングが欠かせません。 ここからは、質問形式で竹バットトレーニングについてご紹介をしていきたいと思います。
Q1.そもそも、バッティングに必要な技術とは何でしょうか?
<バッティングに必要な3要素>
①ミート力:バットの芯でボールを捉えること
②スピード:ヘッドスピードが速く、強い打球が打てること
③対応力:速球、変化球などの様々な球種への即座な対応
<①ミート力=バットの芯でボールを捉える力>
芯を外すとしびれる・飛ばないという、竹バットの特性を意識しながらトレーニングを行うことで、バットの芯で打つ感覚やバットの芯を意識したバッティング技術を身に付ける効果が期待出来ます。
<②スピード=ヘッドスピードの速さ>
ヘッドバランスの竹バットでトレーニングをすることでヘッドの重みを利用した正しいスイングのフォームを自然と身に付き、スイングスピードの速度アップが可能です。
<③対応力:ハイレベルな野球への対応力>
目的に合わせたバッティングトレーニングによるバットコントロールの上達で、速球や変化球などハイレベルな野球にも対応できるようになる技術の習得が期待できます。
Q2.竹バットがトレーニングに向いている訳とは何でしょうか?
<竹バットがトレーニングに向いている3つのポイント>
①経済性:他の木製バットよりも安価
②耐久性:他の木製バットよりも折れにくい
③消音性:金属バットよりも打音がかなり静か
<①経済性=高いコストパフォーマンス>
竹バットは他の木製バットと比べ、低価格で販売しています。 イニシャルコストも低く、また1年以上の長期使用が可能なため他の木製バットと比べコストパフォーマンスも抜群です。トレーニングの目的に合わせて複数買いする方も増えてきています。
<②耐久性=合竹なので折れにくい>
竹バットは、竹を板状にしたものを張り合わせて角材にし、それをバットに加工した「合竹バット」です。なので硬くて丈夫にできています。根元や先端で打っても折れにくく、練習用バットに最適です。正しいバットの使い方をしていれば1年以上の使用が可能です。
<③消音性=夜間トレーニングが可能>
竹バットは金属バットとは異なり、消音性にも優れています。 ミートの瞬間の音も気にならないため、学校内や街中でのトレーニングでも騒音に気を遣わず、思う存分バッティングトレーニングを行うことができます。
Q3.ボールパークドットコムの竹バットの特徴とは?
<特徴その1:小さな芯(スイートスポット)> 下の図解と見るとわかる通り、竹バットのスイートスポットは一般的な金属バットの約3分の1、一般的な木製バットの半分程度と言われています。 竹バット特有の小さなスイートスポットと、バットの芯を外して打つとしびれる感覚があるという竹バットの特性を活かした、芯を捉える感覚を養うトレーニングには最適です。
<特徴その2:重心の違い>
下の図を見るとわかるように、金属バットと比べると竹バットは【ヘッド寄り】に重心があります(ヘッドバランス)。 ヘッドバランスの竹バットを使ってバッティングトレーニングを繰り返すことで、重みを活かしたヘッドスピードの強化が期待できます。
いかがでしたか?竹バットの特徴や、竹バットトレーニングによる効果など、概要がお分かり頂けたかと思います。 次回は、それぞれの目的・用途に合うトレーニングバットをご紹介! また、効果的なバッティング練習の方法などもご紹介いたします。
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