少年野球|竹バットトレーニングがなぜ必要なのか②

竹バットトレーニングの効果

木製バットは、金属バットと比べるとスイートスポット(芯)が約半分の大きさになり、竹バットの場合はさらに小さく、約1/3の大きさになります。

竹バットでスイートスポットを外したバッティングを行うと、思わず「痛っ!」と声に出るほどの痺れが手元に伝わります。痛いのが嫌ならスイートスポットに当てるしかありません。

この竹バットの特徴が「バットの芯でボールを捉える」というバッティングの基本を身に付けさせてくれるのです。この点が竹バットトレーニングの最大の効果と言えるでしょう。

<芯で捉えることから派生する効果>

竹バットトレーニングの効果は、ボールをバットの芯で捉えることから始まり、そこから派生していきます。 竹バットを含む木製バットは、金属バットと同じ重量でも、重心がヘッドにあるためにより重く感じられます。

ヘッドが重い分、バットの芯でボールを捉えない限りヘッドが振り抜きづらくなります。振り抜きが十分でないとボールは飛んで行きません。

 

重心の違い

つまり、竹バットはインパクトの瞬間から振り抜きまでに技術を要するのです。 竹バットを使った練習において、インパクト後にヘッドを前方に振り抜く意識を持つことで、インパクトの瞬間にバットがしなる感覚を覚えることができます。

バットがしなる感覚を覚えると、ヘッドの重みを利用してヘッドを振り抜くことを覚え、スイングスピードが速くなります。そうして強くて速い打球を打てるようになるのです。

 

<まとめ>

竹バットトレーニングの効果をまとめると、以下の通りです。

・バットの芯でボールを捉える力が付く。

⇒・ヘッドを前方に振り抜く意識を持つようになる。

⇒・ヘッドの重みを利用したバッティングが身に付く。

⇒・スイングスピードが上がる。

子供は非常に順応性があり経験した事、繰り返しやった事がすぐに体に身につきます。 また体が一度覚えてしまうと、しばらくブランクがあってもすぐに体が思い出します。 裏を返せば、良い癖同様に、悪い癖もなかなか抜けません。 金属バットのスイングに慣れてしまった人は、その癖から抜け出すのに非常に長い時間を要します。

まだ、竹バットトレーニングを始めていない野球少年がいるなら、早速始めましょう! 

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