バットコントロールが身に付く!極太バットってどんなバット?
名前が「極太」と付いてますので、とんでもなく太いバットを想像されるかもしれませんが、、 実際の極太バットはこんな感じです。
※80cm/830gタイプ
※82cm/930gタイプ
※84cm/980gタイプ
通常のバットとの違いは、「グリップ握り部分の太さ」です! 通常のバットグリップ握り部分の太さは、24mmです。 「極太バット」のグリップは、28mmで設計されています。
わずか4mm、されど4mm。このわずか4mmの太さの違いで、握った感触に大きな違いが出ます。
<極太バットの特徴>
①バットコントロール
握り部分が太いので、自然に、手の平と指先でしっかりとバットを握ることになります。 その結果、バットコントロールがしやすくなります。 バットコントロールにウィークポイントがあるバッターや、フォームを崩したりして、基本にもどってトレーニングをはじめるバッターに適しています。
②インパクト時の「押し手」の感覚
インパクトの瞬間、バットと握り手の接する面積が、太い分だけ広くなります。この瞬間、押し手に伝わる反動を手の平全体で感じることができるので、体感的に「押し手」の感覚をつかむトレーニングに適しています。
③リストターン
グリップが太いため、手首の動きが抑制されるので、手首や指先の小手先だけでは簡単に手首の返しができません。よって、「こねて」打つ癖のあるバッターや、ヘッドが極端に遅れて出てくるバッターは、極太バットで繰り返し打撃トレーニングをすることで、手首の返しの タイミングをはかる、いわゆる【リストターンのトレーニング】に効果を発揮します。
奥が深い【バットの世界】
バットと一口に言っても、試合用バットもあれば、今回ご紹介した「極太バット」や、次回ご紹介する「長尺バット」などのトレーニングバット、そして試合用公式木製バットの中でも一本木のメープルやアオダモ、ホワイトアッシュなどから作られるものもあれば、合板(竹など)もあります。 その上、グリップの形状や太さ、バットの長さや重さ、それらが少しでも変わると感触も変わってきます。
【バットの世界は奥が深い!】 だから、少しずつ、出来る限りのバット情報をお伝えしていきたいと思っています!