あなたは自分のバットのことを知っていますか?
ボールパークドットコムは、少年用竹バットを推奨する「少年用竹バット推進プロジェクト」を創業以来続けております。 お陰様で、多くの少年たちが竹バットトレーニングに取り組むようになってきました。
竹バットは、他の木製バットと比べると安価で丈夫であると定評がありますが、間違った手入れや保管をすると、傷みが速く進み、折れる原因になります。
今回から2回に分けて、竹バットの特徴と正しい保管方法など、竹バットを使用する上での注意事項をご紹介いたします。
竹バットの特徴
<木製バットの特性>
木製バットは、「板目」と「柾目」があります。年輪の模様が放射線状もしくはキノコ状に見えるのが「板目」。平行線状に見えているのが「柾目」です。 木製バットでボールを打つ時には、年輪が平行線状に見えている「柾目」部分で打つのが正しい打ち方です。なぜなら、柾目部分の方が板目部分に比べて、ボールを勢いよく弾き返す時の強度が高いからです。
木製バットには、マークが刻印または印刷されています。これはバットを握った時に、マークを自分の正面に向けることで、ボールが来る方に「柾目」部分を向けられるようにするための工夫でもあります。
竹バットは、竹板を張り合わせて角材にしたものをバットの型に切り出したもので、一本木のメイプルやホワイトアッシュに比べると、「柾目」「板目」ともに強化されていますが、それでもやはり当たり所が悪いと折れてしまいますので、竹バットを使用する際にもマークの面を自分の正面に向けることを忘れずに!
<竹バットの特徴>
- 金属バットと同じ重さでも、ヘッドに重心があるので重く感じる。
- インパクトの瞬間が、金属よりも長く感じる。
- ヘッド重心のため、バットの芯でボールを捉えない限り、ヘッドが振り抜きづらい。
- インパクトの瞬間からの振り抜きに技術が必要。
- バットのミートポイントが金属バットよりもヘッド気味。
- トスバッティングでも、ボールを芯で捉えているかどうか分かる。(振動)
- 消音性に優れ、夜の練習も可能。
- 他の木製バットより安価なので、自分の体格やスキルに合うように買い替えが可能。
いかがでしたか? 次回は、竹バットの保管方法や、バットに関する「よくある質問」にお答えいたします!