<バッティングの基礎を一からご紹介いたします!>
ボールパークドットコムでは、元プロ野球選手の広澤克実さんによる、バッティングに関する直接指導を受ける機会を少年たちに与えようと、企画を設けたことがありました。
事前に自分のバッティングをビデオ撮影し、それを送ってもらって広澤さんがすべてを自らチェック! 全員に個別指導の模様をビデオに収め、こちらから少年たちに送り返すという内容でした。 企画は大成功!
次回はいつになるのかと期待されているご父兄も多いと思います。また企画が実現される時には、当ウェブマガジンでもリリースしたいと思います。
最近、バッティング指導を待ち望んでいる野球少年たちから、ぜひ、広澤さんのバッティング理論を公開して欲しいとリクエストがありました。実は、イベント直後に記事を書いたのですが、あれから数年が経ち、記事もバックナンバーになってしまい、せっかくの広澤さんのバッティング理論をまだ読んでいないという選手が多いのです。
そこで、以前ご紹介した広澤さんのバッティング理論を、もう一度紐解いてみなさんにご紹介したいと思います。 見てない人は、必見です! 必ず感動します。 目からウロコが落ちます。
1回目は、こちらから!
<3つのエンジン>
3つのエンジン? なんのことでしょうか? これは、バッティング動作に入った時に動く「腰」「肩」「腕」のこと。
・第1のエンジン:腰
・第2のエンジン:肩
・第3のエンジン:腕
この3つのエンジンを動かす順番が大事なんです。 要するに、バッティング動作は、まず「腰が動き」、次に「肩が動き」、最後に「腕が動く」ということ! 実際に広澤さんが実演されている写真がありますので、それを見ながら説明します。
★バットをトップの位置に構えた時は、体はボールと地面に対して平行です。
★そのトップの位置から、まずは「腰」が回転を始め、捻じれが最大になった時点で「肩」が動きます。そして「肩」と腕の捻じれが最大になった時点で、最後に「腕」が動きます。
この3つのエンジンが順番に・最大に動くことで、体に【捻転】が生まれ、バットスイングは加速! 強い球を打つことが出来るというわけです! 3つのエンジン! 覚えやすいでしょう!
次回は、「体重移動」と「体の軸」のお話です!
広澤克実さんが木製バット打つ「インパクトの瞬間」を捉えたビデオがあります。 参考までにぜひご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=QodhcmZ_bxk&feature=youtu.be