4つ目のエンジンがある!?
広澤克実氏が語る「バッティングの基礎」をご紹介しております。 前回、バッティング動作には3つのエンジンが順番に動くことが大事だとお伝えしました。 実は、バッティング動作には、4つ目のエンジンがあるんです! それは、 「手首の返し」
★両手首の返し(バットの返し)が第4のエンジン。
ただし、この第4エンジンは体が十分に出来上がる高校生以上で意識するエンジンとのこと。 とにかく大事なことは、3つのエンジンを順番に起動させるということでした!
では、今回の本題。体重移動と体の回転軸について広澤氏の理論をご紹介いたします。
体重移動と体の回転軸
バットを振る時の体重移動は意識してほしい大事なポイントです。 順番に説明いたします。
<バットをトップの位置で構えている時>
この時体重は、キャッチャー側の足の【かかと】、そしてピッチャー側の足の【つま先】にかかっています。
※極端にそれを表現してみたのがこの写真。
<バットを振る時>
3つのエンジンを順番に起動し、体を回転してバットを振る時、キャッチャー側の【かかと】は地面を離れ【つま先】に体重が移動します。 一方でピッチャー側の【つま先】にかかっていた体重は、体の回転と共に、その【かかと】へと移動します。 この「交互に」「前後に」体重移動が起こることで、体は自然に回転することになります。
<バットを振る時の【頭】と【腰】の位置>
体を回転させてバットを振る時の頭と腰の位置が大事です。 頭は常に骨盤の真上にあること。 そして腰の高さを変えないこと。
頭が骨盤の上に有り、腰の位置を一定に保つことで、体に【軸】ができます。その軸の周りを体は回転します。 この【体重移動】と【体の回転】が互いに正しく作用すると、強くて速い打球を打つことが出来るようになります。
いかがでしたか? これだけでもバッティングを改良する手助けになりませんか? 今回はここまで。 次回は、「ドアースイングの原因」を解説いたします!
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