JBカスタムオーダーバットの仕組み
「既製の木製バットでは、なかなか自分に合うバットを見つけることができない。」 自身のバッティングの個性や、目指すバッティングとは何かを把握している選手ほど、自分に合うバットが欲しくなるものです。
~それならバットをオーダーすればいいのでは?
でもオーダーバットを作った経験のない選手が、いきなりバットの長さや重さ、グリップエンドの形やその太さ、などバットの要素をすべて指定することは簡単ではありません。
そのため、バットをオーダーすることに躊躇してしまい、既製バットを泣く泣く使用しているという選手も多いのです。
そこでボールパークドットコムが考案したのが、「JBカスタムオーダーバット」というシステム!このオーダーシステムは、20個のバットの【基本モデル】を基にバットを製作するシステムです。
【基本モデル】とは、基本となるバットの形状のことです。 この基本モデルの中から、お好きなモデル(形状)を選択し、さらに各モデルで、「長さを1cm長くしたい」、「重さを10g重くしたい」などのサイズ変更が出来るようになっています。
今回から数回に分けて、「JBカスタムオーダーバット」を詳しくご紹介していきます。これからバットをオーダーしてみたいという方は必読です!
バット材を選ぶことから始まる
JBカスタムオーダーバットの注文は、「バット材選び」から始まります。 バット材は3つ!【北米産メイプル】【バーチ】【アッシュ】です。
【北米産メイプル】は、メジャーリーグでも目下大人気のバット材です。硬さは青タモとアッシュの中間くらいで、湿度の高い国でも、乾燥した気候の国でも適合するバット材と言えるでしょう。
【アッシュ】は、大変硬く、ガツンとした打感が特徴です。超硬いバットが好きな選手は好んでアッシュを使用します。
【バーチ】は日本ではあまり聞いたことがないバット材ですよね。バーチは樺(かば)材です。実はこのバーチ。大変バット材として優れています。 均等で緻密な木肌を持つので、材質は硬くて反りなどの狂いが少なく、水にも強いし粘りや強度も申し分なし!バーチ材で作られたアメリカ製のバットを友人が絶賛していました。 ボールパークドットコムは、日本国内でバーチ材でバットを製作する数少ない会社の1つなのです!
JB基本20モデルの中から好きなモデルを選ぶ
バット材を選んだら、次はいよいよ20基本モデルの中から、自分の好みのモデルを選びます。 それぞれのモデルの特徴が詳しく説明されていますので、じっくり読んで選びましょう。
※JB基本20モデルにつきましては、次回より順次詳しくご紹介いたしますので、そちらをぜひご覧ください。
ここではJB基本20モデルの一覧をご覧ください。
※上から001モデル~020モデル
これら20モデルは、長さ84㎝・重さ870gを標準としていますので、もし自分に合う長さや重さが標準と違う場合は、それぞれ以下の範囲で変更することができます。
長さ:82cm~86cmの間
重さ:860g~930gの間
また、ヘッドカットは、基本モデルと同じか、「くり抜き」を選ぶことができます。ただし016モデルおよび017モデルは、基本のヘッドカットは「くり抜き」になっております。
本体カラーを選ぶ
ここでは、バットのカラーを選びます。バットのカラーを選ぶ際には、バットを「1色」にするのか、グリップから「30㎝部分」または「45㎝部分」とヘッドの部分のカラーを変えるのかを決めます。
※社会人及び大学野球における着色バット(黒)については、細かい規定があります。詳しくはボールパークドットコムの「JBカスタムオーダーバット」のページに記載されていますので、そちらをご覧ください。
マークを選ぶ
ここではマークデザインを選びます。
※マーク1、ならびにマーク2とも、ボールパークドットコムの登録商標で、全日本バット工業会公示ブランドです。
※大学・社会人野球の公式戦で使用する場合は、「BFJ」マークが必要です。
マークカラーを選ぶ
マークを選んだら、次にマークカラーを選びましょう。
グリップ裏の刻印
JBカスタムオーダーバットを注文すると、グリップエンドに名前などの刻印をすることができます。
以上がJBカスタムオーダーバットの仕組み! 順番に決めていけば、それほど悩まず好みのバットをオーダーできるようになっています。
また、普段使っているバットをトレースして同じバットを作ることもできます。 初めてのオーダーバットはハードルが高いと感じる選手が多いですが、あれこれ悩まずお気軽にお問い合わせください。スタッフが丁寧にご説明いたします!
次回から、各モデルの特徴を詳しくご紹介いたしますので、お見逃しなく!