グラブの手入れに関する悩みを【PROTEIOS(プロティオス)】トリートメントで解決

野球のグラブは、使えば使うほど当然汚れますし、コシが無くなってヘタっていきます。これはグラブが革製品である以上、ある程度仕方がありません。

ですが、グラブは愛情をかけてお手入れをしてあげることで驚くほど手に馴染み、革の成長を味わうことが出来ます。また、正しくお手入れをすることでグラブは長持ちします。

今回はグラブの手入れに関する代表的なお悩みに対し、当社イチオシのグラブトリートメント【PROTEIOS(プロティオス)】を使った解決方法を説明します。

著者情報

和牛JBグラブ、和牛JBバット、JB竹バット、各種トレーニングバット、グラブトリートメントの「プロティオス」を製造販売する野球用品メーカー、【ボールパークドットコム】です。

「プレーだけでなく、道具の質にも拘りたい。」そんな選手の希望に答えられるよう、高品質のグラブ・バットを作り続けています。グラブの手入れに関するお悩みも随時受け付けております。グラブに関することなら、何でもお問合せください。



ボールパークドットコム

事例別:グラブ手入れのお悩み対処法

「グラブのお手入れは難しい」と悩まれる方は多いですが、特に以下のお悩みを抱えられている方が非常に多く、当社もお客様から問い合わせをいただくことがしばしばあります。そこで、項目別に対処方法を解説します。

事例1:グラブが重くなってしまった

手入れをしていると、「あれ?何だかグラブが重くなったな?」と感じることがあります。グラブが重くなってしまうと、特に繊細なグラブ捌きが求められる野手にとってはプレーに影響が出る恐れがあります。

グラブが重くなる原因

呼吸が出来ないグラブは重くなりがちです。「呼吸ができない」というのは、グラブ表面の毛穴が塞がっている状態のことを指します。

重くなったグラブの大半が革の表面に土の汚れを覆うようにべっとりとしたオイルの塊が付着して革の毛穴を完全に塞いでいるケースが多いです。

人間の肌でも同じ事が言えますが、毛穴が塞がった革は呼吸が出来ません。呼吸ができないと、革の内部に汗や雨による湿気が閉じ込められて、グラブが重くなってしまうのです。

グラブを軽くするには?

グラブ革の毛穴を塞いでしまう大きな要因が「油分量の多さ」にあります。 市販のグラブオイルの中には油分が多く含まれているものが多数あります。そのため、グラブオイルの塗りすぎには特に注意しなければならず、グラブに塗布する際は薄く伸ばす必要があります。

PROTEIOS(プロティオス)はいくら塗っても重くなりません。

当社では、黒毛和牛の革がもつ優れた特性を活かしたグラブ「和牛JBシリーズ」を製造していますが、この素材特性を最大限発揮するために、メンテナンスについても長い年月をかけて研究・開発を行ってきました。

そこで着目したのが、グラブに使われる牛革の約90%がタンパク質で構成されているという点です。人間がタンパク質を摂取するのと同じように、グラブにも栄養を与えることが必要ということです。

グラブのお手入れといえば、グラブ革の表面のツヤ感や見た目ばかりに囚われがちですが、革の内部(繊維質)まで栄養が届けられているのかどうかが、実はもっと重要となることから、グラブ専用トリートメント「PROTEIOS(プロティオス)」が生まれました。

PROTEIOS(プロティオス)とはギリシャ語で「タンパク質」、「一番大切なモノ」という意味ですが、素材との相性が非常に優れているタンパク質由来の成分が含まれていることが特徴になります。 グラブ革に含まれる油分と水分に最も近いバランスで配合されている為、革の繊維質(内部)への浸透性が非常に高く、グラブの状態を内側から整えることが出来ます。

さらに、PROTEIOS(プロティオス)はいくら塗っても重くなりません。そして汚れの詰まった毛穴を綺麗にして「呼吸の出来る革」に整えてくれます。 これによって、汗や雨などによる湿気を革の内側に閉じ込めることなく、ずっと軽い状態のグラブに育て上げることが可能になります。

PROTEIOS(プロティオス)の特徴

事例2:グラブが雨で濡れてしまった

野球は雨の中でも試合や練習があるスポーツです。そのため、グラブが雨に濡れてしまうのは避けようのないことです。特に梅雨時期の練習においては、ビショビショになってしまうこともあるかもしれません。

しかしながら、グラブにとって雨は天敵です。グラブが雨に濡れた際に適切なメンテナンスをしてあげないと、グラブはすぐにダメになってしまいます。

グラブを濡れたままにしてはいけない理由

雨に濡れたグラブをバッグや袋から取り出さずにそのままにしてしまうと、雨の成分が革に染みこんでしまい革を劣化させてしまいます。

そのため、濡れたグラブは陰干しで乾かす必要があるのですが、実はグラブに染みこんだ雨水が乾燥していく際にグラブの油分を一緒に持って行ってしまうので、グラブがパサパサ・パリパリになってしまうという事象が起こります。

雨に濡れたグラブは乾燥後にグラブオイルを塗る方法が一般的ですが、一度グラブから油分が抜けてしまうと、グラブ本来のコシの強さを取り戻すことが極めて難しくなります。

革が本来保有するグラブの油分を中に留めた状態で、グラブを乾燥させることが理想的となります。

革に雨は大敵

PROTEIOS(プロティオス)を使った濡れたグラブのメンテナンス

前述のとおり、PROTEIOSは従来のグラブオイルと比べ、革の繊維質(内部)への浸透性が非常に高い特徴があります。また、不要な湿気類を除去(揮発)させる効果がありますので、必要な成分(油分)を守りながら雨水を乾かすことが出来ます。

以下の記事で、雨に濡れたグラブのメンテナンス方法を詳しく解説していますので、是非参考にしてみてください。

雨でびしょ濡れになったグラブにPROTEIOS(プロティオス)をたっぷり吹きかけた結果、「翌日には何の支障もなく使用できた。」「一夜で整った。」という逸話もあります。

グラブが整うトリートメント

事例3:グラブがベタつくようになった

グラブを愛するが故に起こってしまう事象、それはオイルの塗りすぎによるグラブのベタつきです。

「グラブは毎日手入れをすべし」ということで、オイルを多く塗る人もいますが、実はグラブの革はそこまで多くの油分を必要としません。必要以上にオイルを塗ると、前述のとおりグラブが重くなったり、コシが無くなったり、ベタつきの原因になります。

グラブの捕球面がベタつくと、不快なのはもちろん、ボールにもベタつきが付着してしまいコントロールに影響が出てしまいます。また、ベタつきによってグラブやボールに汚れが付きやすくなってしまいます。

PROTEIOS(プロティオス)はベタつかない。手入れも楽々

PROTEIOS(プロティオス)は余分な油分を含んでいないことから、塗った後の仕上がりは非常にサラッとした仕上がりになります。

また、防腐剤や安定剤が含まれていないため、人の肌に塗っても肌荒れを引き起こすことがありません。

グラブオイルには「捕球面専用」「背面専用」といった専門性の高い商品もありますが、PROTEIOS(プロティオス)が一本あればグラブにとって最適なお手入れが出来るという手軽さも大きなメリットです。

PROTEIOS(プロティオス)の特徴:べたつかない

事例4:グラブが色落ちしてしまった

「愛するオーダーグラブの色が薄くなってしまった・・・(涙)。」これは、どのグラブにも起こりうる事象です。

なぜなら、現在の革の染色技術では100%色落ちを防ぐことはできないからです。紫外線や摩耗によって、どうしても色落ちが発生してしまいます。 対策としては、グラブを日の当たる場所に放置しない、オイルを塗るといった対策になります。

グローブの色を濃くするオイルも市販されていますが、前述のとおりオイルの塗りすぎはグラブに悪影響を与えてしまいます。

実証!PROTEIOS(プロティオス)による色戻り効果

「毎日使っている」と極めて使用頻度が多いお客様のグラブをお預かりしてPROTEIOS(プロティオス)を使用したグラブメンテナンスを行ってみました。

まずはPROTEIOS(プロティオス)を使用する前と後のグラブをご覧ください。 ご覧の通り使用する前のグラブは完全に潤いが枯渇している状態です。グラブの保革状態が悪くなってしまうとグラブ革本来のコシが失われ、へたってしまい結果的にグラブの型崩れを引き起こします。

PROTEIOSを染み込ませることによって潤いが保たれ、グラブ革にコシが戻りグラブの形も元通りになりました。 また革の内部に眠っている色を表面に押し上げる効果もある為、使用前に比べると本来の革の色が戻っていることが確認できます

グラブは大事にすればするほど愛着がわき、自分のグラブの特性や正しい使い方を知るキッカケにもなります。また、愛着を持っているグラブが復活すれば、こんな嬉しいことは無いでしょう。

メジャーリーグで数々の記録を打ち立てたイチロー氏もグラブのお手入れを欠かさなかったことが有名です。イチロー氏の高い守備技術を見ればわかる通り、グラブだけではなく道具を大事にする選手は必ずプレーにもいい形で現れます。

野球が上手くなる近道ですので大切に使うことを是非心掛けてみてください!

PROTEIOS(プロティオス)を使ったビフォーアフター写真


PROTEIOS(プロティオス)の単品購入とグラブ型付けのご案内

グラブの手入れにお悩みの方は、是非一度PROTEIOS(プロティオス)を使ってグラブのお手入れをしてみてください!きっとあなたのグラブを最高の状態に整えてくれます。

なお、和牛JBグラブの「脂分が豊富」、「細かい繊維質」という特徴に対してPROTEIOSを使用した型付けサービスも実施しております。この機会に、手に吸い付くようなグラブの馴染みを是非ご体感ください。

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