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和牛JBグラブ、和牛JBバット、JB竹バット、各種トレーニングバット、グラブトリートメント等、各種野球用品を製造販売する野球用品メーカー、【ボールパークドットコム】です。
弊社ではグラブやバットの製造・販売に留まらず、グラウンド整備用品の研究・開発にも取り組んでいます。グラウンド整備に関してご相談やお困りごとがございましたらぜひお気軽にお問合せください。
グラウンド整備に使われるレーキとは?
グラウンド整備に使用されるレーキは、試合などでグラウンドを使用した際にできる地面の凹凸を均す(ならす)ために使用します。また、砂に埋もれてしまっている石や根っこを取り除くこともできるため、荒れたグラウンドを綺麗に整備することができます。
形はT字型で、素材は木製やアルミ製、スチール製のものが主流になっています。
レーキという呼び名ですが、一般的には「トンボ」という呼称で知られています。ただし、レーキとトンボは使用用途が異なり、トンボは土を平らにするために使用される用品になります。
ボールパークドットコムで販売している商品は「釘レーキ付きトンボ」というもので、グラウンド整備に必要なレーキとトンボの機能を1本にまとめているため、作業効率がアップできて便利です。実際にプロ野球で使用される球場でも好評で、愛用されています。
レーキの素材や耐久性について
レーキと一言でいっても素材が色々ありますので、表でそれぞれについてご説明します。
- 木製
特徴:材質によって値段は異なる。軽量なため細かい作業も可能
耐久性:材質によって耐久性が異なる(ラワン材よりヒノキ材の方が耐久性が高い)
- スチール
特徴:価格が安いが、重量がやや重いため、細かい作業には不向き
耐久性:頑丈だが、錆びやすい
- プラスチック
特徴:価格も安く、軽量で扱いやすいが、品種が少ないため選択肢が狭い
耐久性:耐久性は高い
グラウンド整備用品「レーキ」の正しい使い方
グラウンド整備方法ですが、今回はボールパークドットコムが販売している「釘レーキ付きトンボ」の使い方について説明します。
まずはグラウンドの形や土の状況を客観的に観察し、どの部分を重点的に整備する必要があるかを見極めてから始めることが大切です。
整えるべき箇所を確認したら、釘レーキを使って地面の凹凸を削り崩していきます。次に反対側のトンボを使い、地面を平らに均して整地していきます。何度か繰り返すことで、綺麗に整地することができます。
レーキの歯を並状にして使用することで石などを効率的に拾い上げることができます。また、グラウンドの状況に合わせて、レーキの角度を調整することも大切になります。
トラクターなどを使った大掛かりなグラウンド整備は、年に1回程度行われるだけなので、普段から地道にトンボを掛けることで、最低限のグラウンドコンディションをキープできます。効率的にグラウンド整備を行うためにも「釘レーキ付トンボ」をぜひ活用してみてください。
正しい釘レーキ付きトンボの掛け方を動画でご紹介
実際にレーキをかけている様子を動画でご紹介しています。
ボールパークドットコムは、ソフトバンクホークスとオリックスバファローズのキャンプ本拠地、「アイビースタジアム」と「SOKKENスタジアム」のグラウンド管理を任されています。仕上げはもちろん「プロ仕様」です。
プロ野球の球団だけではなく、中学校や高校、大学のグラウンド整備も、依頼があれば駆け付けます。もし、グラウンド整備でお困りの方は、ボールパークドットコムまでお気軽にご相談ください。
使用後のレーキの正しいお手入れ方法
レーキを使用した後は、必ずレーキの先の歯や柄の部分を水で汚れを洗い流し、乾いた布でしっかりと拭き上げてお手入れすることが大切です。
メンテナンスをすることで、綺麗に維持でき、長く使用できますので、欠かさず行なって保管するようにしましょう。
雨が降った後に行う正しいレーキの掛け方
雨上がり後のグラウンドを乾かすためにトンボを掛けてしまうと、表面に砂が出た状態になってしまいます。これは応急処置的対応とすれば正しい方法ですが、日照時間のある時に本来の整備方法でグラウンドを良好な状態に戻す必要があります。
雨が降ったことで、本来のグラウンドの柔らかい黒土は地面の下の方に沈んでしまうので、まずはそれをしっかりとトンボで地面を掘り起こし、固まった黒土をほぐしながら均す必要があります。
表面をトンボでなぞったりブラシを掛けただけでは、見栄えは良いですがグラウンドコンディションとすれば良くありません。実は土の硬さに差が出るために、イレギュラーバウンドの原因となってしまいます。
そこで必要なのが、しっかりとスパイクの深さまで掘ることができる「トンボ」を使用することです。 黒土を掘り起こし、かつ、均すことも簡単にできる「釘レーキ付トンボ」を使えば、グラウンドコンディションを上げることができるはずです。
レーキの正しい使い方をマスターしてグラウンド整備をしよう
グラウンド整備に欠かせないレーキですが、種類や形もさまざまです。
ボールパークドットコムで開発された「釘レーキ付きトンボ」であれば、軽くて扱いやすいため、効率化しながらも自分たちの手で綺麗に整地することが可能です。
実用性重視のグラウンド整備用品として、いろんな場所で使用されていますので、気になる方はぜひご購入を検討されてみてください。
■釘レーキ付きトンボの詳細
サイズ:縦170cm*横90cm*高15cm(刃28.5mm)
針レーキ:30本
材質:ひのき材
重量:1.5kg
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