正しい保管方法でバットを長生きさせよう!
前回は、竹バット(木製バット)の特性や、特徴についてご紹介いたしました。 今回は、使用中の竹バットをどのように保管すれば良いのか、その方法や使用上の注意についてご紹介いたします。 また、竹バットについての「よくある質問」にもお答えいたします!
<バットの正しい保管方法と使用上の注意>
- バットが濡れた場合、保管する前に必ず乾いた布で拭き上げる。
- バットは、直射日光の当たらない風通しの良い場所に立てて保管すること。
- バットで地面を叩いたり タイヤを叩くような練習はしない。
- バッティングセンターでは使用しない。 ⇒バッティングセンターのボールは通常のものより硬いので折れる可能性がある。
- 少年用の軽くて短いバットを大人は使用しない。
- バットを使用する前には、折れ・割れ・剥がれ等がないかチェックする。
- マークにボールを当てない。
<よくある質問>
★竹バットは試合でも使えますか?
⇒はい、ご使用いただけます。竹バットは、少年野球(硬式/軟式)・中学野球・高校野球・社会人野球での使用が公認野球規則で認められています。ただし大学野球とプロ野球では使用できません。
★竹バットは割れないのですか?
⇒木製バットは本来、850gの重量がないと耐えられないとされております。850gをきるサイズ(特に少年用竹バット)は、850gを振り切れない、お子様の体型や力を考慮し、ご提供している製品となります。軽量なため、マシンなどの重いボールでの長期使用や、バッティングセンターの硬いボールなどで芯を外した場合などは折れてしまうことがございます。また、保管方法などによりバットが傷んでしまうと折れやすくなります。
★竹バットの寿命はどれくらいですか?
⇒商品素材に関しては天然木材になりますので、消耗品となります。寿命としては一概にお伝えできないませんが、ユーザーアンケートでは約85%の人が1年以上使用し、約66%の人が2年以上使用しているという結果になっております。
いかがでしたか? 竹バットをはじめ木製バットは、金属バットと違って「生きた材料」を使って作られています。保管の仕方や手入れには十分に気を配って大事に使用してくださいね!