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和牛JBグラブ、和牛JBバット、JB竹バット、各種トレーニングバット、グラブトリートメント等、各種野球用品を製造販売する野球用品メーカー、【ボールパークドットコム】です。
弊社では、さまざまなサイズのバットを製造・販売しております。バット探しでお困りのことやご相談等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

バッティングフォームを整えることの重要性
バッティングフォームが整っていない状態で打席にたっても、ブレが生じてしまい、イメージ通りのスイングができなくなってしまいます。毎回打ち方が変わってしまうようなバッティングフォームでは、ボールを捉える感覚も身に付きにくくなるでしょう。
自分に合ったスイング方法を見つけるためにも、バッティングフォームを整えることが大切です。また、バッティングフォームを正しく身に付けることで、個人の課題も見つけられる可能性があります。
気持ちよくバッティングを行うためにも、まずは正しいバッティングフォームを身に付けましょう。

バッティングフォームは自分に合ったスタイルで定着させよう
バッティングフォームと言っても、スタイルは人によって様々です。体格や身体の動かす際のクセは個人差があるので、自分が無理なく動きやすい形でバッティングフォームを整えていくと良いでしょう。
自由に動くことも大切ですが、基礎となるバッティングフォームに矯正することも重要です。基礎のフォームから「どのように身体を使えばよりミート力が上がるか」を研究していくうちに、自分に合ったスタイルのバッティングフォームに整っていきます。

バッティングフォームの基本の構え方の種類3つ
バッティングフォームは最初の構えがポイントとなります。バランスやタイミングを掴むためには構えが大切ですので、自分に合った方法を見つけましょう。
構え方は大きく分けて3つの種類があるので、バランスが取りやすいフォームを見つけるためにも以下の構えを試してみてください。

スクエアスタンス
スクエアスタンスとは、バッターボックスのラインに平行に立つ構え方です。バッティングフォームの中でも基本の構えとなり、視線はしっかりとピッチャー方向を見ている状態をイメージしてください。
安定性の高いバッティングフォームなので、初心者の方はまずスクエアスタンスからマスターしてみてはいかがでしょうか。
クローズドスタンス
前の足をキャッチャー側に向けた状態で、足を軽く開いて構えるのがクローズドスタンスです。身体を捻った状態の構えとなるので、バッティングの際に身体がより回転するため、スイングスピードを高めたい方に向いています。
力が弱い方も、クローズドスタンスであれば全身の力を使ってボールを押し込めるのではないでしょうか。流し打ちの矯正にも役立つ構え方です。
オープンスタンス
前の足をキャッチャー側から離し、軽くピッチャー方向に向けた構え方がオープンスタンスです。正面方向がよく見える構え方ですので、しっかりとボールを視野で捉えたい方におすすめです。
無駄な力が入りにくい構え方でもあるので、バッティングフォームで力みやすい方も身体をリラックスさせた状態でスイングできるのではないでしょうか。インコースに入るボールにも対応しやすいフォームです。
バッティングフォームの基本のステップの仕方
自分に合ったバッティングフォームを身に付けるには、ステップでリズムを身体に叩き込むことが大切です。ステップを身に付けることで身体が勝手にスイングへ移行できるようになるので、しっかりリズムを叩き込みましょう。
基本のステップの仕方は以下の3つの方法があります。実際にステップを試しながら自分に合った方法で練習を重ねてください。

すり足
上半身の中心軸がブレやすい方は、すり足ステップがおすすめです。目線もブレにくいステップ方法なので、しっかりとボールを目で見て捉えたい方にも向いています。
全身のバランスも整えやすいステップ方法ですので、初心者の方はすり足ステップから始めてみると良いでしょう。
足上げ
力強いバッティングを目指しているなら、足上げステップでタメのあるバッティングフォームを身に付けてはいかがでしょうか。軸足にしっかりと体重をかけられるので、パワーをタメられるほか、人によってはミートのタイミングを合わせやすいかもしれません。
足を内側に持ち上げると下半身が自然と捻れるので、力強いバッティングを行えるでしょう。スイングパワーを高めたい方は足上げステップを試してみてください。
ステップなし
ステップなしのスイングは、軸のブレが少なく打てるのが魅力です。世界で活躍する大谷翔平選手も起用しているステップなので、チャレンジしてみましょう。
ただし、ステップなしのスイングは筋力が必要です。体力に自信のない方は他のトレーニングも並行しながら行ったり、別のステップ方法からスタートしたりしながらステップなしのバッティングフォームにチャレンジしてください。
バッティングフォームの基本テイクバック
テイクバックとは、腕を後ろに引く動作を指し、バットスイングを開始するトップを作る重要な動作になります。基本的にテイクバックは後ろに引きすぎないように注意しましょう。背中のほうにテイクバックするとボールが見えにくくなるほか、バットが遠回りになってしまうドアスイングになり兼ねません。
理想のテイクバックは、すぐにスイング動作に移行できるようにトップの位置を早く作り、バットのグリップが肩と同じ高さになることです。ミート力を高めるためにも、ピッチャーの方向にバットのヘッドを傾けたテイクバックを意識したバッティングフォームを身に付けましょう。さらに、タメの時間を作ってしっかりと割れを作ることが重要です。

バッティングフォームの基本の体重移動
バッティングを上達させるには、体重移動のコツも掴む必要があります。しっかりと軸足に体重をかけることで、バットに力が加わり、パワフルなバッティングが可能になります。反対に軸ではない足に体重をかけると重心がブレやすく、ボールを捉えるのが難しくなるので注意が必要です。
太ももの内側に力を入れて体重を乗せるように身体を動かすと軸が安定しやすくなります。野球では軸が非常に重要なポイントとなるので、太ももの内側を意識してプレイしてみましょう。

バッティングフォームの基本のスイング方法
バッティングフォームのスイングは、各動作の集大成となる動きです。バットをしっかりと構え、体重移動もうまく活用しながらステップを整えてスイングを行いましょう。
スイングはテイクバックでしっかりとトップを安定させた上でバットを振るのが基本です。フォームを1つずつ丁寧に確認しながら動作をチェックしてください。スイングは下半身に意識を向けることが大切です。
腕と腰の回転とバランスを駆使しながらバッティングを行うのが上達のポイントとなります。スイング時はグリップから正面にバッドを出せるようにフォームを調整しましょう。
腰は手前ではなく、後ろ側の腰を回転させるようにスイングするのがコツです。バットに力を入れたい方は、上半身の傾きが90度になるように意識してください。レベルスイングと呼ばれるスイング方法で、上半身を平行に保つのがポイントとなるので練習してみてください。

バッティングフォームの基本のフォロースルー
フォロースルーとは、バッティングの最後の動きとなる「バットを振り切る」動作です。フォロースルーの基本は、肘を伸ばした状態で大きな弧を描くようにバットを振り切ります。センター方向へバットを投げ出すイメージで行うのがコツです。
無理に手首を返そうとすると、フォロースルーの弧が小さくなってしまい、結果ボールの軌道も変わってしまいます。スイング軌道を安定させるためにも、手のひらが上を向いている状態のままバットを振り切りましょう。

バッティング練習で抑えておきたいコツ
正しいバッティングフォームを学んでいても、身体が動きを覚えなければ意味がありません。頭では基本的な動作を理解できているのに、いざバッティングをしてみると「思うように身体が動かない」といった方も少なくありません。
バッティングフォームを整えるためには、ひたすら素振りで身体に動作を叩き込む必要があります。ただひたすら動きを繰り返す練習は心が折れそうになりますが、バッティングフォームを整える重要なトレーニングです。
素振りである程度の動きが身についたら、ティーバッティングで実際にボールを打ってみましょう。ティーバッティングでバットの構えの高さやステップのタイミングを微調整しながら自分のフォームを作ってください。

竹バットを手に入れた瞬間から実践すべきこと
バッティングフォームを整えたい方には、竹バットの活用をおすすめします。竹バットは正しいバッティングフォームでなければ、ボールが遠くに飛ばない仕様になっているため、自然と体格に合ったバッティングフォームが身に付きます。
自分の体格やスキルに合う竹バットを手に入れたその日から、ボールにバットを当てる練習と合わせて、「バットを振る練習」を行いましょう。
力強くスイングをするには、下半身強化もする必要があります。 フルスイングの素振りと下半身強化を続けることで確実に筋力が付き、強い打球が打てるようになります。 この基礎練習を続けながら、次に意識すべきポイントを今回ご紹介いたします。 それは「3つのエンジン」です。

3つのエンジン
3つのエンジンとは、実際にバッティング動作に入った時に動く「腰」「肩」「腕」のこと。
・第1のエンジン:腰
・第2のエンジン:肩
・第3のエンジン:腕
バッティング動作は、まず「腰が動き」、次に「肩が動き」、最後に「腕が動く」ということです。
★バットをトップの位置に構えた時は、体はボールと地面に対して平行です。
★トップの位置から、まずは「腰」が回転を始め、捻じれが最大になった時点で「肩」が動きます。
★そして「肩」と腕の捻じれが最大になった時点で、最後に「腕」が動きます。
この3つのエンジンが順番に・最大に動くことで、体に【捻転】が生まれ、バットスイングは加速!強い球を打つことが出来るというわけです!
体の捻転が強打の基本なんですね!
3つのエンジン「腰」「肩」「腕」 ぜひ覚えておいてくださいね!
⇒3つのエンジンの詳しい情報は、コチラから
バッティングが上達しないと感じたら
バッティング練習を繰り返しても上達しないと感じるのであれば、もしかすると今のフォームが身体に合っていない可能性があります。基本のバッティングフォームを行っても上手くボールを捉えられない方は、構え方やテイクバック、ステップ方法やフォロースルーを見直しましょう。
自然と打感からフォームを整えやすくなる竹バットを活用しても良いですし、そもそものフォームを1から見直してみるのも方法です。体格にも個人差があるように、それぞれ合うバッティングフォームも異なります。
重ねた練習は決して無駄にはなりませんので、根気よくバッティング練習を行っていきましょう。

練習を積み重ねてバッティングの上達を目指そう
野球をする方であれば、一度はバッティングの課題にぶつかった経験があるでしょう。スイングスピードが思うように上がらなかったり、ボールを捉えられなくなったりした場合は、バッティングフォームの見直しをしてみてはいかがですか。
1つ1つの動作を見直すことで正しいバッティングフォームを身に付けられるだけではなく、自分に合ったスイングを身に付けられる可能性があります。竹バットもバッティングフォームを整えるのに役立つアイテムなので、ぜひこの機会に活用してください。
